株式会社みどりデジタルサポートはMicrosoft製品を使っていて解決した事や補助金の解説・書き方など皆様の疑問点を解消できるような記事を掲載していきます。
2022年度IT導入補助金採択率100%達成
IT導入補助金を活用することで、freeeや新しいパソコンをお得に購入できます。
今回はクラウド会計ソフトfreeeとパソコンの導入を考えている方向けに、申請方法や採択後の必要な作業、申請後の注意点について詳しく解説していきます。
目次
IT導入補助金とは
IT導入補助金とは中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールの導入を支援する補助金です。
2023年度では3つの申請枠があり導入するITツールによって申請する枠が変わります。
通常枠(A・B類型)
通常枠(A・B類型)はソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費が補助されます。
補助率は1/2以内で、5万円~450万円まで補助されます。
セキュリティ対策推進枠
セキュリティ対策推進枠は独立行政法人情報処理推進機構が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているサービスが補助対象となります。
デジタル化基盤導入枠
デジタル化基盤導入枠は(会計・受発注・決済・EC)ソフトが補助対象となり、(下限なし)~350万円まで補助されます。
補助額50万円まで3/4補助、50万円~350万円は2/3補助されます。
また、この枠のみハードウェアの購入が認められています。
ハードウェアは1/2補助の最大10万円まで補助されます。
freeeが申請できる類型
freeeは会計ソフトですので、デジタル化基盤導入枠として申請することができ3/4の補助を受けられます。
また、この枠であればハードウェアの購入にも補助金がでます。
例えば以下表のようにfreeeのベーシックプランを購入する場合
ソフト関係は補助額50万円まで補助率3/4なので35,820円とハードウェアは1/2なので75,000円の補助金を受け取ることができます。
金額 | 補助額 | |
freeeベーシックプラン | 47,760円/年 | 補助率3/4 35,820円 |
パソコン | 150,000円 | 補助率1/2 75,000円 |
申請までの流れ
次に、IT導入補助金を申請する為に事前に準備しておく書類やアカウントがありますので紹介いたします。
事前準備物
申請前に準備が必要なアカウントや書類の一覧です。
アカウント
- gBizIDプライムアカウント
- SECURITY ACTION 自己宣言ID
- みらデジ経営チェック
書類関係(法人)
- 履歴事項全部証明書
- 納税証明書
書類関係(個人)
- 運転免許証または運転経歴証明書または住民票
- 所得税の納税証明書
- 所得税確定申告書B
この準備物のなかで、gBizIDプライムアカウントは取得に2週間以上かかりますので、お早めに取得することをおすすめします。
また、事前に準備をする必要はありませんが、申請の際に売上や営業利益などの財務情報を入力する欄がありますので、決算書もあれば申請がスムーズに進められるかと思います。
gBizIDプライムアカウントの取得方法はこちら
申請内容
gBizIDの準備ができたら支援事業者から招待をもらい申請を進めましょう。
申請内容は自社の基本情報(住所、前期売上)などを入力します。
アンケートのような選択肢や賃金引上げなど加点項目がありますので、よく確認して申請してください。
採択された申請例
会計ソフトfreeeを含めた申請で実際に採択された申請例をご紹介します。
申請例①
個人の申請者
freeeスタンダードプランとパソコン・スキャナーを申請
金額 | 補助率 | 補助額 | |
freeeスタンダードプラン | 23,760 | 3/4 | 17,820 |
ハードウェア(パソコン1台+プリンター1台) | 245,000 | 1/2 | 100,000 ※1 |
※1 ハードウェアは補助率1/2で最大10万円までの為
申請例②
法人の申請者
freeeベーシックプランとタブレット・担当会計事務所による初期設定料金も含めて申請
金額 | 補助率 | 補助額 | |
freeeベーシックプラン | 47,760 | 3/4 | 35,820 |
初期設定・導入設定 freeeベーシックプラン | 400,000 | 3/4 | 300,000 |
タブレット | 106,000 | 1/2 | 53,000 |
採択後の作業
採択後は定められた事業実施報告の締め切りまでに、納品・支払・完了報告を行う必要があります。
採択結果を受け取ったのち、支援事業者と打ち合わせ等を行い納品まで完了してください。
納品が完了すると支援事業者から請求書を発行してもらい支払を行います。
支払が完了すれば実施報告に進みます。
実施報告
実施報告には以下のものを提出する必要がありますので、準備ください。
- 請求書
- 支払証憑
- 導入したソフトウェアのスクリーンショット
- 納品書※ハードウェアを導入した場合
- ハードウェア写真
- 補助金受取口座
提出書類はそれぞれ必須記載事項がありますので、マニュアルか支援事業者に確認いただいて提出を完了させてください。
問題があった場合には事務局から訂正がありますので、その通りに修正していけば特に問題なく報告は完了するかと思います。
まとめ
今回は、IT導入補助金を使ってfreeeの導入を考えている人向けに何の類型で申請できるかや、採択後にどういったものを提出するかの紹介でした。
IT導入補助金の利用を考えている方は是非ご一読いただければと思います。
みどりデジタルサポートはIT導入支援事業者として申請者のITツールの導入支援を行っております。
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