Excelでデータ分析を行う際に欠かせないツール、PowerQuery。データの取り込みから加工まで、一連の作業を効率化できます。
この記事では、元データと同じExcelブック内でクエリ編集する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
なぜ同じブック内で編集するのか
PowerQueryでExcelデータを編集する際に、新規でExcelブックを開いて、データの読み込みをしていませんか？
同じブック内で編集するようにすると下記のようなメリットがあります。
- ブック整理のしやすさ
新しいブックを作成する必要がないため、ブックの数が膨大になるのを防ぎ、ファイル管理が楽になります。 - データ追跡のしやすさ
同じブック上でクエリ編集するため、どの元データからどのクエリから作成されたのか、一目でわかります。
同じExcelブック上でクエリ編集する方法
編集したいデータ上の任意のセルを右クリックします。
「テーブルまたは範囲からデータを取得」をクリックします。
テーブルの範囲が正しく選択されていることを確認して、適宜「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れて、OKをクリックします。
すると、PowerQueryの編集画面が立ち上がります。あとは、今まで通りクエリ編集作業をしていくだけです。
まとめ
今回は、元データと同じExcelブック上でクエリ編集する方法をご紹介いたしました。
新規でExcelブックを立ち上げてデータを読み込む方法もありますが、今回ご紹介した元データと同じExcelブック内でクエリ編集するほうが適している場面もあると思うので、状況に合わせて使い分けてみてください。
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