Power Automateで祝日にフローを実行させない方法|Googleカレンダー・Outlookで祝日判定

Power Automateで月曜日~金曜日まで毎日フローを自動実行していると、祝日にもフローが実行されてしまいます。
Webサイトによっては、祝日はメンテナンスなどにより利用できない場合があり、フローがエラーになることもあります。
そこで、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーに登録された祝日を利用して、祝日の場合はフローを実行しないようにする「祝日判定」を追加する方法を紹介します。
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Power Automateで祝日を除外するには?
Power Automateの「スケジュール済みクラウドフロー」では、曜日や時間を指定してフローを自動実行できます。
ただし、「月曜日~金曜日」と設定しただけでは、祝日も平日として扱われるため、フローは通常どおり実行されます。
そこで、フローの中で「今日が祝日かどうか」をカレンダーから確認し、祝日の場合はその後の処理を実行しないようにします。
今回は、祝日の確認方法としてGoogleカレンダーまたはOutlookカレンダーを利用します。
フローイメージ図

フローの作成方法
まずは、月曜日から金曜日まで毎日決まった時間に実行されるフローを作成します。
Power Automateを開き、左側のメニューから「作成」を選択します。
作成するフローの種類から、「スケジュール済みクラウドフロー」を選択します。
※メニュー「マイフロー」>「新しいフロー」>「スケジュール済みクラウドフロー」からも作成できます。

フローの名前と、フローを開始する日時を設定します。
「繰り返し」の設定では、フローを実行する間隔や頻度を指定できます。
今回は、月曜日~金曜日に毎日実行するフローを作成するため、曜日や実行時刻を設定します。
設定が完了したら「作成」をクリックすると、フローの編集画面が表示されます。

【補足】クラシックデザイナーに切り替える場合
Power Automateでは、右上の「新しいデザイナー」から、従来のクラシックデザイナーに切り替えることもできます。
クラシックデザイナーを使用する場合は、切り替え時に表示される「保存せずに切り替える」をクリックしてください。
次に、GoogleカレンダーまたはOutlookカレンダーから、日本の祝日を取得する設定を追加します。
お使いのカレンダーサービスに合わせて、以下のいずれかの方法で設定してください。
「新しいステップ」から「Googleカレンダー カレンダーのイベントの一覧を表示する」を選択します。

「カレンダー ID」には、「日本の祝日」を選択します。

【補足】「日本の祝日」に行事を含めないようにする
Googleカレンダーの「日本の祝日」には、祝日だけでなく、節分・ひな祭り・七夕などの行事が含まれている場合があります。
祝日のみを対象にしたい場合は、Googleカレンダー側で「その他の行事」の表示をオフにします。
- Googleカレンダーを開きます。
- 左下の「他のカレンダー」にある「日本の祝日」の「︙(メニュー)」から「設定」を開きます。
- 「カレンダーを追加」から「関心のあるカレンダーを探す」を開き、「その他の行事」のチェックを外します。

次に、当日の祝日を取得するために、カレンダーを検索する時間範囲を設定します。
当日の0:00~23:59を検索範囲にすることで、フローを実行する当日に登録されている祝日を確認できます。
最小時間(開始時刻)に以下の式を入力します。
最大時間(終了時刻)に以下の式を入力します。
この式では、現在の日時をUTC(協定世界時)から日本時間に変換し、当日の0:00~23:59を検索範囲として指定しています。

これで、フローを実行する当日に祝日が登録されているかどうかを確認する準備ができました。
次に、カレンダーから取得したイベントを確認し、当日が祝日かどうかを判定する条件を追加します。
「新しいステップ」から「条件」を追加します。

条件を設定する
条件の左側には、以下の式を入力します。
「次の値に等しい」には、「true」を指定します。

この式では、カレンダーから取得したイベントが空かどうかを判定しています。
- true:イベントがない(祝日ではない)
- false:イベントがある(祝日)
条件の「はい」側に、もともと実行したかった処理を配置します。「いいえ」側は何も処理を追加しません。
これにより、祝日ではない場合だけ通常の処理が実行され、祝日の場合は処理をスキップできます。
最終的なフローは、以下のような構成になります。
- 繰り返し
- カレンダーから祝日を取得
- 祝日かどうかを判定
- 祝日ではない場合のみ処理を実行
これで、月曜日~金曜日に自動実行するフローでも、祝日は処理を実行しないように設定できます。
カレンダー連携で祝日はスキップさせる
「繰り返し」の設定だけでは曜日指定しかできないため、祝日を除外するには今回のようにカレンダーから当日の予定を取得し、条件分岐で判定するひと工夫が必要です。
この設定を行っておけば、祝日にWebサイトがメンテナンスで利用できずフローがエラーになる、といったトラブルを未然に防ぐことができます。
一度作成しておけば、あとはカレンダーが自動で祝日を判定してくれるため、フロー側で祝日リストを毎年更新する手間もかかりません。
月曜日~金曜日の定期フローを運用している方は、ぜひこの機会に祝日判定の仕組みを取り入れてみてください。
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