Microsoftのデジタルノートアプリ「OneNote」の基本と活用方法をご紹介します。無料で使用することができ、自由度が高いため自分のメモ、会議の議事録など様々な分野で活躍します。
OneNoteとは
OneNoteは、WordとPower Pointを組み合わせたようなツールで、現実の手帳やノートのように自由に書き込みができるデジタルノートです。WordのページやPower Pointのスライドような制限がないため、自由度が高いのが特徴です。また他のユーザーとの共有・共同編集を簡単に行うことができます。
モバイルアプリでOneNoteにアクセスすることも可能のため、タブレッド等を使用して、会議の議事録や打ち合わせメモを作成するのも1つの使い方です。
OneNote画面
- ノートブック
ノート1冊単位 - セクション
分割された1単位 - ページ
セクションの下階層(ページ1枚ずつのようなイメージ)
ページではテンプレートを使うことができます。
※テンプレートはデスクトップ版でしか使えません
もともとあるテンプレートのほかに、自分好みにカスタマイズすることも可能です。
テンプレート作成・使用方法
任意のノートブック・セクション内でテンプレート化したいページを作成します。
挿入タブ > ページテンプレートをクリックします。
右側に出てきたテンプレート欄内の「現在のページをテンプレートとして保存」をクリックします。
テンプレート名を入力し、保存します。
既定として設定したい場合はチェックボックスにチェックを入れます。
マイテンプレート内に名前を付けて保存したテンプレートが保存されています。
クリックすると新たにページが作成されます。
既定にしたい・既定解除したい場合は、テンプレート欄内にある「常に特定のテンプレートを使用する」のドロップダウンリストから選択します。
活用法
会議の議事録や打ち合わせメモ
定期的に会議をしている場合、ページを会議日時で分けて入力していくと簡単に以前の会議の議事録が見つけられ、OneNote1つで管理することができます。またちょっとした打ち合わせのメモとしても使用でき、後から見返すのも容易になります。
Excelで議事録を作成すると、行と列の幅や高さなどを気にすることもあるかと思いますが、OneNoteは、そういったことを気にすることなく使用できます。
マニュアル・手順作成
業務マニュアルや手順書をOneNoteで作成することで、担当者の引継ぎをした際にも役立つことができます。またセクションで分けて作成することで、マニュアルや手順書を1つのOneNoteで管理することができます。
顧客の案件・情報管理
顧客の対応、スケジュール、タスク、過去の履歴などをOneNoteでまとめることで、一括管理することができます。また他のユーザーと共有も簡単にできますので、情報共有に費やす時間などを大きく削減することができます。
タスク管理
「ノートシール」という機能を使うことで、タスク管理を簡単に行うことができます。読みたい本、見たい映画、聴きたい音楽といった趣味のタスクを管理することも可能です。
Q&A
共同編集機能を使用して組織全体でQ&Aセクションやページを作成することで、不具合や問題が発生した際に必要な情報に簡単にアクセスすることができます。
またQ&Aに関連する図や画像を追加することで、より視覚的な情報を提供することができます。
まとめ
自由度の高いデジタルノート「OneNote」の基本と活用法についてでした。
無料で使いやすく、自動保存機能や手書き機能が搭載されており、便利に使用できますのでぜひお試しください。
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