PowerQueryを使ってデータの特定の一部分を抽出したいという場合があるかと思います。
特定の文字を目印にして前or後ろの文字列を抽出したい場合、特定の文字の間の文字列を抽出したい場合など、場合ごとにご紹介いたします。
特定の文字を目印にして前or後ろの文字列を抽出したい場合
ある特定の文字の後ろの部分だけを抽出したいという場合です。例えば、下記スクショのように、「普通預金〇〇〇〇」の「〇〇〇〇」部分を抽出したいときがあるとします。この場合は、「金」を目印にして後ろの文字列を抽出するようにします。
列名をクリックし列選択します。
PowerQuery画面上部にある変換タブをクリックし、抽出ボタンをクリック、さらに区切り記号の後のテキストをクリックします。
今回は、「普通預金〇〇〇〇」の「〇〇〇〇」部分を抽出したいため、区切り記号は「金」と入力します。
入力できたらOKボタンをクリックします。
すると、「普通預金〇〇〇〇」の「〇〇〇〇」部分が抽出されました。
特定の文字の間の文字列を抽出したい場合
特定の文字の間にある文字列を抽出したい場合です。例えば、下記スクショのように「」にはさまれた駅名を抽出したいときがあると思います。この場合は「」を目印にして間の文字列を抽出するようにします。
列名をクリックし列選択します。
PowerQuery画面上部にある変換タブをクリックし、抽出ボタンをクリック、さらに区切り記号の後のテキストをクリックします。
開始区切り記号欄には “「 ” を、終了区切り記号欄には ” 」” を入力し、OKをクリックします。
すると、「」の間にあるテキストが抽出されました。
まとめ
今回はPowerQueryを使ってデータの特定の一部分を抽出する方法でした。関数を作成することなく、ボタンで一気に抽出できて簡単なので、ぜひお試しください。
メルマガにご登録いただくと、
Microsoft 365の効率化テクニックやPower Automate活用術などを月に2度お届けします。
自動化の活用事例も配信!
ぜひ、社内のDX推進や業務の効率化にお役立てください!
\ 月2+不定期配信中 /
みどりデジタルサポートでは、Microsoft365に関する研修を中心に、様々なサポートサービスを提供しています。主に、Power BI、Power Automate、Power Appsといったツールの研修を行っており、Microsoft365を導入しているがExcelやWord以外のツールも活用したいと考えている方に最適です。
詳細は以下ページをご覧ください。
さらに、私たちはWEBサイトからのデータスクレイピングサービスも提供しております。収集したデータをグラフにまとめ、より分析しやすい形でのレポートを提供します。データを効率的に活用し、ビジネスの意思決定を迅速かつ的確に行いたい企業様は、このサービスもご検討ください。
詳細は以下ページをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。