【Microsoft Forms】分岐や複数回答などの便利機能をご紹介

サムネ_M365

Microsoftのアンケートフォームを作成できる「Forms」の分岐や複数回答といった便利な機能をご紹介します。直感的な操作で簡単に使いこなせるため、誰でも手軽にアンケートフォームを作成することができます。

Microsoft Formsの基本的な作り方については、以下の記事をご覧ください。

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質問形式を選択して、設問を追加していきます。

目次

選択肢

複数の選択肢から選択する設問を追加できます。

デフォルトでは、1つしか選択できないようになっていますが「複数回答」にチェックを入れることで、複数選択して回答することができます。
複数回答できる場合、回答数を制限することも可能です。(選択するオプションの合計)

〇:1つのみ選択(ラジオボタン)
□:複数選択(チェックボックス)

オプション設定

「必須」の右側にある「質問の詳細設定(…)」から以下のことを設定することができます。

オプションをシャッフル選択肢の順番がシャッフルされます。
ドロップダウン リスト
(1つのみ選択の場合)
選択肢が多い場合に使用するとすっきりとした見た目になります。
(回答画面)

テキスト

回答者が自由に記述できる設問を追加できます。
「長い回答」にチェックを入れることで、回答する枠が大きくなります。

デフォルトFormテキスト
長い回答

入力制限の設定

「必須」の右側にある「質問の詳細設定(…)」から「制限」を選択すると数値での入力に制限することができ、以上・以下なども制限することができます。

評価

質問文に対して評価できる設問を追加できます。

レベル:2~10段階
シンボル:星・数値・ハート・リボンなどを選択可

評価の基準設定

「必須」の右側にある「質問の詳細設定(…)」から「ラベル」を選択すると、評価の基準を設定することができます。例えば後ほど紹介するリッカートNet Promoter Scoreのように設定することができます。

作成者
回答者

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日付

質問文に対してカレンダー形式で日付を選択できる設問を追加できます。

フォームの回答側

ランキング

選択肢を矢印で並び替えることで順位を付ける設問を追加できます。

オプションのシャッフル設定

「必須」の右側にある「質問の詳細設定(…)」から「オプションをシャッフル(選択肢の順番がシャッフル)」を追加することができます。

フォームの回答側

リッカート

複数の項目を選択できる設問を追加できます。「非常に良い」「まあまあ良い」といった選択肢は7つまで追加可能です。通常、5段階や7段階が使われることが多いです。

リッカートとは、アンケートや調査で使われる評価尺度の一つで、「リッカート尺度」とも呼ばれます。

特定の事柄についてどれくらい賛成や反対、満足や不満足を感じているかを測定するために使われます。

ファイルのアップロード

ファイルをアップロードする設問を追加できます。

ファイル数の制限:1~10
ファイルサイズ:10MB・100MB・1GB

ファイルのアップロードを設問に追加した場合、組織内のユーザーのみ回答可能になりますので、お気を付けください。

ファイルの種類を限定する設定

「必須」の右側にある「質問の詳細設定(…)」からファイルの種類を限定することができます。

  • Word
  • Excel
  • PPT(PowerPoint)
  • PDF
  • 画像
  • ビデオ
  • オーディオ

Net Promoter Score

診断のようなフォームを作成できる設問を追加できます。

Net Promoter Score(ネットプロモータースコア)とは、会社や製品についてお客さんがどれだけ満足しているか、また他の人にどれだけおすすめしたいと思っているかを測るための方法です。これを使うと、会社がどれくらいお客さんに喜ばれているかがわかります。

セクション

セクションは質問形式の種類ではなく、回答する際にページを分けることができる機能です。項目ごとに1つのかたまりにすることで回答者が回答しやすくなります。

質問形式のその他機能

必須

各設問を追加した際に必ず右下に表示されています。「必須」にチェックを入れることで、質問内容の右側に「*(アスタリスク)」が表示され、入力しなかった場合「必須の質問です。」という警告が表示されます。

サブタイトル

「必須」の右側にある「質問の詳細設定(…)」から「サブタイトル」を追加することができます。

サブタイトルを入力することで、例えばハイフンなしやフルネームで記載する旨を質問内容の下に追加することができます。

分岐を追加する

選択したものによって分岐を追加することができます。

選択肢:はい・いいえで、はいを選んだ人のみに質問したいときなどに便利です。設定は以下のようになります。

はい次へ(次の質問)
いいえ・○番目の質問
・フォームの末尾(フォーム終了)

セクションを使用した場合、セクションごとに分岐を追加することも可能です。

まとめ

Microsoft Formsは、アンケートや調査を効率的に実施することができます。また分岐や複数回答などの機能を活用することで、より回答しやすくなり、精度の高いデータを収集できます。

ぜひ、この便利なツールを活用して、効果的なアンケートフォームを作成してみてください。


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