PowerQueryで値の置換をするときに、特殊文字が含まれているとうまく置換ができないことがあります。
今回は、そのような場合の値の置換方法をご紹介いたします。
値の置換がうまくできない例
例えば、下のセルの「問合せメッセージを送信する >>」を「問い合わせはこちら」に置き換えたいとします。
しかし、該当のセルの中には、ぱっと見では分かりませんが、
実は特殊文字が含まれていたり、さらに空白があったり改行が含まれたりしています。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像5-1-300x172.png)
試しに、普通に値の置換をしてみます。
該当セルをクリックしてコピー
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像6-1-300x243.png)
変更したい列名を左クリックして列を選択し、右クリックでメニューを開き「値の置換」をクリックします。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像7-1-300x173.png)
値の置換のウィンドウが表示されたら「検索する値」に先程コピーしたものを貼り付け、
「置換後」に「問い合わせはこちら」と入力し、「OK」をクリックします。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像8-300x130.png)
結果を確認すると置換がうまくできていません。
実は、初めに記載したように、セルの中に特殊文字や空白や改行が含まれているため、正確に置換ができていないのです。
特殊文字が含まれていない場合はこの方法の置換で動作します。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像9-300x207.png)
特殊文字が含まれている場合の置換方法
次の方法を行うことにより、特殊文字が含まれていても、空白や改行が含まれていても、置換ができます。
セルを選択し「値の置換」
1.該当のセルを一つ選び、そのセルの上で右クリックし、「値の置換」をクリックする。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像10-300x216.png)
すると「検索する値」に自動的にセル内の要素が入力されます。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像11-300x136.png)
右端まで見てみると、特殊文字、空白や改行は#()で表現されているのが分かるかと思います。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像14-300x134.png)
2.「置換後」に「問い合わせはこちら」と入力し、「OK」をクリックします。
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像13-300x159.png)
すると…列全体が、正確に置換できました!
![](https://d-spport.jp/wp-content/uploads/2022/12/画像15-300x286.png)
まとめ
値の置換がどうしてもうまくいかない場合は、もしかしたら特殊文字などが含まれているかもしれません。
そのような場合は、今回ご紹介した方法をぜひお試し頂ければと思います!
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