こんにちは、普段IT導入補助金のツール登録や申請作業に関わっている担当者です。今年は採択率が高くて嬉しいですね!
2023年度後期からサービスデザイン協会から凸版印刷に運営が変わりましたが、正直言って管理画面がほんっとうに使いづらいです。
そんな使いづらさの愚痴とツール登録の時のちょっとしたコツをお話ししようかなと思います。
ツール登録
運営が変わってから、管理画面が非常に不便になりました。運営への問い合わせフォームもなく、改善する気があるのかどうか疑わしいです。
特に使いづらい点を以下にまとめました。
コピー機能
以前の管理画面では、登録したツールを複製して名前などを変更するだけで登録できましたが、今回はコピー機能がないため、登録が本当に手間です。
以前も途中からこの機能は追加されたような気がしますので、機能の追加を待ってます。
戻る機能
個人的に一番ストレスを感じる要素です。
特にツール登録の際に、「戻る」ボタンを押すと、絞り込みや管理コードで絞り込んだ内容が全部消えて、全ツールが表示される状態に戻ります。早く修正してほしいです。しかもブラウザバックで戻ると、なんとログイン画面に戻ってしまい、ログインからやり直しになるんです。
ボタンもリンクではない
確認や修正ボタンはありますが、ボタンにリンクが設定されておらず、スクリプトで画面が切り替わるため、別タブで開くことができません。
不備修正の際に、不備内容が記載された画面を別タブで開きながら確認することができないのは本当に不便です。
私は2つのタブでログインして、不備確認用と修正用に分けて作業を行っています。
審査の一貫性
現在、複数のツールの新規登録を行っていますが、一部に不備があるとのことでした。
ツールはソフトウェアカテゴリで登録していますが、各プランごとに分ける必要があるとのことで、4つに分けて申請しました。資料や他の選択肢はすべて同じで、金額と名前だけが違うという状態で審査を行ったのですが、そのうち1つだけが審査完了となり、他の3つは「受発注機能が確認できませんでした」との不備を受けました。
さらに、修正して提出すると別の部分の修正が返ってきました。不備があるなら、初めからすべて記載してほしいです。
ツール登録のちょっとしたコツ
現在、新規登録すると審査結果が返ってくるまで2週間程度かかります。 ですが、不備修正に関しては1日程度で確認してくれるようです。
これを利用して、申請用の資料がまだ揃っていないツールに関しては、先に仮の資料で申請しておきます。おそらく不備となるので、その時に正式な資料を添付することで、すぐにツール登録ができます。
申請者招待
支援事業者から補助事業者へ招待を送ることで、初めて申請できるようになります。
現在のシステムでは、招待を送り申請者がマイページを開設したタイミングで、支援事業者側の画面に行が追加されます。
招待を送信したかどうかは、管理画面ではマイページが開設されるまでわからず、さらに開設直後は管理画面側で誰が開設したか名前が表示されないためわかりません。
補助事業者の名前が表示されるのは、開設後交付申請書の初めのページの入力が終わった時点です。GbizIDでログインする時点で会社名などは表示できると思うのですが、、、
実績報告
実績報告の際に支払日、請求日などを入力する必要があります。画面には支払証憑を確認し、入力してくださいと記載されていますが、なんと支払証憑は支援事業者からは確認できません。 どういうこと?
その他、報告内容に不備があった際、支援事業者側で入力した項目はすべて記入し直しです。
以前の実績報告では修正が必要な箇所のみの修正でよかったのですが、これでは間違えやすくなるだけです。
事務局の対応
事務局の対応も微妙です。ITツールの審査や各不備内容が事務局と審査側で共有されておらず、すべてマニュアルへ案内されるだけの対応です。
お問い合わせフォームもないため、質問するだけ無駄な気がします。
まとめ
いろいろな不満点を記載しましたが、以前のシステムでできたことができないということは無いと思いますので、今後の改善を期待しています。
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