【IT導入補助金】 不採択でもあきらめない!IT導入補助金は再申請できます

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「IT導入補助金に申請したけれど、不採択になってしまった…」
そんな経験をされた方は、決して少なくありません。

とはいえ、そこであきらめる必要はありません。IT導入補助金は、再申請が可能です!

この記事では、再チャレンジの具体的な方法と修正のポイントをわかりやすく解説します。

目次

再申請できる?

IT導入補助金では、不採択になった場合でも次の締切に間に合えば再申請が可能です。

この補助金は予算が続く限り、年内に複数回の公募があります。
1度不採択になっても、内容をブラッシュアップすれば十分に再挑戦できます!

再申請の方法

不採択になり、再申請を行いたい方は、不採択通知書を受け取り申請マイページを破棄する必要があります。

  1. 作成した申請マイページにログインして、申請者メニューに「不採択通知をダウンロードしてください。」とお知らせが表示されている箇所をクリックしてください。
  2. 不採択通知書のPDFをダウンロードすると画面下のgBizID連携解除ボタンが押せるようになりますので、クリックしてください。
  3. 再確認画面でチェックボックスにチェックをいれて解除してください。これでマイページの破棄が完了です。
    もう一度ログインしようとしても入れませんのでご注意ください。
  4. 再申請のために再度支援事業者から招待を受けてください。あとは最初の申請と同じ流れで進めてください。

再度招待を受けた際にマイページを破棄していないと新しい申請ページができずに進めません。再申請の際は必ず申請マイページを破棄してください。

修正ポイント

再申請にあたり、全く同じ内容で提出しては採択されませんので、内容を変更する必要があります。

変更するといってもどこを変えればよいか分からないという方もいらっしゃると思いますので、確認すべきポイントをご紹介します。

申請する枠によって変わりますので、今回は通常枠インボイス枠 インボイス対応類型の2つについて説明します。

通常枠

通常枠の審査項目は以下のようになっています。

参照:IT導入補助金2025 通常枠 公募要領(P.20~)

事業面からの審査項目

  • 自社の経営課題を理解し、経営改善に向けた具体的な問題意識を持っているか
    経営についてのアンケートを確認してください。
  • 自社の状況や課題分析及び将来計画に対し、改善すべきプロセスが、導入するITツールの機能により期待される導入効果とマッチしているか
    255文字以内で記載する事業内容とアンケートのビジネスプロセスの改善に向けてを確認してください。
  • 内部プロセスの高度化、効率化及びデータ連携による社内横断的なデータ共有・分析等を取り入れ、継続的な生産性向上と事業の成長に取り組んでいるか等
    アンケートのビジネスプロセスの改善に向けてを確認してください。

計画目標値の審査

  • 労働生産性の向上率
    計画目標が不自然になっていないか

政策面からの審査項目

  • 生産性の向上及び働き方改革を視野に入れ、国の推進する関連事業に取り組んでいるか
    地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認を取得していること。
    これはほとんどの企業が取得するのが難しい項目ですので、取得しなくても問題ございません。
  • 国の推進するセキュリティサービスを選定しているか
    国が定めたツールを使っていれば加点
    https://www.ipa.go.jp/security/otasuketai-pr/

インボイス枠 インボイス対応類型

インボイス枠 インボイス対応類型の審査項目は以下のようになっています。

参照:IT導入補助金2025 インボイス枠 インボイス対応類型 公募要領(P.20~)

事業面の具体的な審査

  • 自社がインボイス制度に対応することに加え、生産性向上にもつながる効果的なツールが導入されているか
    インボイス枠 インボイス対応類型はインボイス制度に対応するためにあるので、インボイス関係が入ったツールを導入する必要があります。
  • 自社の経営課題を理解し、経営改善に向けた具体的な問題意識を持っているか
    経営状況についての選択項目の部分確認

政策面からの審査

  • 生産性向上及び働き方改革を視野に入れ、国の推進する関連事業に取り組んでいるか
    地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認を取得していること。
    これはほとんどの企業が取得するのが難しい項目ですので、取得しなくても問題ございません。
  • 国の推進するセキュリティサービスを選定しているか
    国が定めたツールを申請していれば加点
    https://www.ipa.go.jp/security/otasuketai-pr/
  • 賃上げに取り組んでいるか
    申請の最後にある賃金引上げは是非取り組みたい項目です。

まとめ

再申請に挑戦するには、どの申請枠・型で応募したのかを確認することが大切です。

それぞれの型ごとに申請スケジュールが異なるため、次の締め切りに間に合うかどうかをチェックすることが、再チャレンジへの第一歩となります。

チャンスを逃さず、もう一度挑戦してみましょう!

申請スケジュール:https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/


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