【Excel】名前の定義とは?基本から活用方法・注意点まで解説

Excelには 「名前の定義」 と呼ばれる便利な機能があります。数式の読みやすさを向上させたり、ドロップダウンリストやPower Queryなどでも活用できたりと、様々活用することができます。
今回は「名前の定義」とは何か、基本的な設定方法から注意点、実務での活用方法までご紹介します。

目次

名前の定義とは

セル・セル範囲に対して、わかりやすい名前をつけて管理できる機能です。

設定方法

3通り設定方法があります。

方法1:名前ボックスから設定

名前をつけたい範囲を選択 > 名前ボックスにて入力

方法2:数式タブから設定

数式タブ > 名前の定義 > 名前・参照範囲を設定

方法3:列名から複数作成

名前を付けたい範囲を選択 > 数式タブ > 選択範囲から作成 > 名前にしたい列がどこにあるかを指定(自動的にチェックが入ります)

修正・削除方法

数式タブ > 名前の管理 を選択

変更したい項目を選択 > 編集もしくは削除

注意点

  1. 使用できない文字がある
    スペース、記号(@、&、-など) は使えません。
    先頭に数字は入れられないため、「_」などを入力する必要があります。
  2. 重複して登録できない
    同じブック内に重複した名前は登録できません。
  3. データ追加時に自動的に反映されない
    名前を定義した範囲にデータを追加しても、範囲は自動変更されません。
    ※テーブル機能であれば、自動的に範囲が変更されます。
  4. 名前の定義を削除すると、使用している数式が動かなくなる
    数式等に使用していた場合、削除するとエラーなります。

活用方法

以下のような活用方法があります。

  1. 連動ドロップダウン
  2. Power Query:相対パス設定
  3. 数式の簡略化

連動ドロップダウンの設定方法についてはこちらから!

Power Query:相対パス設定についてはこちらから!

数式に活用する方法

関数で範囲指定する箇所に「名前の定義」で設定した名前を入力することで活用することができます。

まとめ

今回は、「名前の定義」についてご紹介いたしました。

「名前の定義」を活用している関連記事もぜひご参考に活用してみてください。


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