BingChatの始め方と使い方

Microsoftが提供する検索エンジン、BingのAIチャット機能の始め方と使い方を解説します。

ChatGPTとの主な違いは、ユーザーからの質問に対してインターネット上で検索を行い、その結果を組み込んで回答を提供する点です。これにより、最新の情報を元に正確な回答を提供することが可能となります。

そのため、情報を調査したり新しい知識を得たりする際には、このAIチャット機能の利用がおすすめです。

BingAIChatの始め方

BingのAIチャットを使えるようにするためにはまず、検索エンジンのBingから申請する必要があります。
※ブラウザはMicrosoftEdgeを使用しないと使えません。

Chrome、Firefoxでも使用できます。

順番待ちリストに参加
使用しているブラウザでBingChatを使う

https://www.bing.com/

まずこのURLに入り左上のチャットをクリックしてください。

または、「Bing Chat」と検索すると検索結果にThe New Bingがありますので、このサイトに入り
今すぐチャットをクリックするとBingChatが使えます。

検索結果

BingChat

BingChat
Bing Chat Enterprise(法人の場合)

Microsoftの法人アカウントを持っている場合は、BingChatEnterpriseを利用することができます。

先ほど開いた画面の右上にログインボタンがありますのでクリックし、「職場または学校アカウントでサインイン」をクリックします。

ログイン

IDPASSを入力してログインすると、BingChatEnterpriseを利用できます。

BingChatEnterprise

Bing Chat Enterpriseとは、AIを活用したビジネス用チャットです。Bing Chat Enterpriseは、組織にAIツールを導入したいが、データ保護の観点から難しいという声が寄せられていた状況に対して提供するAIチャット機能です。業務データの保護機能などを備えており、企業での活用にも対応できるとされています。

使い方

Bing Chatは入力された文章とその中から自動的にキーワードを抽出し、キーワードを元にウェブ検索をし、検索結果を含めて回答を表示します。

【「今日の天気は」と検索した結果】

今日の天気はの回答結果

2023/3/10の天気が表示されました。
ChatGPTでは最新のデータが表示されなかったのがBingChatでは表示されてます。

ChatGPTとBingChatで同じ質問してみて比べてみました。

Powerautomateのフローの使い方

法人番号を検索するRPAの作り方を聞いてみました。

ChatGPTは内容に誤りがあるものの、作成手順を詳細に教えてくれました。一方、BingChatはRPAの始め方を示してくれましたが、具体的な作成手順は提供してくれませんでした。しかし、参考になるウェブサイトを紹介してくれました。

このように、ChatGPTでは難しかった回答結果の内容確認が簡単に行えます。

ChatGPTとBingChatの使い分け

私の個人的な使い方としては、長文の作成や添削にはChatGPTを、情報の検索にはBingChatを利用しています。これらのツールはそれぞれ異なる特性を持っており、用途に応じて使い分けることができます。

ChatGPTの始め方と使い方はこちら

ChatGPT-4でもBingのブラウザ検索機能が使えるようになっています。

BrowseWithBing

まとめ

BingChatは、Microsoftが情報検索をより簡単に行えるように開発したツールです。ChatGPTと比較して、チャット形式でのやり取りを通じて詳細な情報を得ることが可能です。まだ試したことがない方は、ぜひこの便利なツールを活用してみてください。

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