株式会社みどりデジタルサポートはMicrosoft製品を使っていて解決した事や補助金の解説・書き方など皆様の疑問点を解消できるような記事を掲載していきます。
2022年度IT導入補助金採択率100%達成
2023年用に記事を更新しました。
2023年度のIT導入補助金についてよくわからないといった方向けに概要と申請前の準備物、2022年度に実際に申請して採択された案件をご紹介します!
また、2022年度の採択率は約85%程と、過去のIT導入補助金と比べて採択率がとても高くなっています。(デジタル化導入基盤枠のみ)
今年度の最終締め切りが2023年2月16日までですので、それまでに導入するソフト等を決め申請をしましょう。
2022年度の募集は終了しました。
目次
2023年度IT導入補助金とは
IT導入補助金とは中小企業・小規模事業者が自社の課題を解決し生産性の向上を目的とした、2017年から継続されている補助事業です。
ソフトウェア購入、ハードウェア購入、クラウド利用料、初期設定などの導入に係る費用等の一部に補助金が適用されます。
今年度のIT導入補助金は3種類の枠があり、それぞれ補助率や対象のソフトが違いますのでお気を付けください。
・通常枠(A・B類型)
・セキュリティ対策推進枠
・デジタル化基盤導入枠
通常枠(A・B類型)
AまたはB類型はソフトウェア購入費・クラウド利用料(1年分)・導入関連費に適用され、
補助率は1/2でA類型の補助金額は5万円~150万円未満、B類型の補助金額は150万円~450万円以下です。
2022年度A・B類型の採択率は約50%ほどとなっております。
セキュリティ対策推進枠
セキュリティ対策推進枠は高まるサイバー攻撃事案の潜在リスクを踏まえ今年度の途中から追加された枠です。
事業の目的
中小企業・小規模事業者などのみなさまがサイバーインシデントが原因で事業継続が困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約や価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや生産性向上を阻害するリスクを低減していただく事を目的としています。
詳しくはこちらのIT導入補助金HPセキュリティ対策推進枠をご確認ください。
デジタル化基盤導入枠
ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費に適用されます。
補助金額は下限無し~50万円以下では3/4補助、50万円超~350万円では2/3補助されます。
A・B類型との違いは会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトのみが対応しています。
この枠ではハードウェアの購入費用が認められており、補助率1/2で
PC・タブレット・プリンター・スキャナーおよびそれらの複合機器は補助上限10万円
レジ・券売機などは補助上限20万円まで認められています。
申請の前の準備物
IT導入補助金を申請するには、申請に必要な書類や手続きがあります。一部の書類については、準備に時間がかかることがあるため、早めに準備をすることをお勧めします。
GBizIDプライム
IT導入補助金の申請には、GBizIDのプライムアカウントが必要です。
申請には、印鑑証明書などを添付して郵送する必要があります。取得にはおおよそ2週間程度かかる可能性があるため、早めの取得がおすすめです。
また、GBizIDは他の補助金でも使用できるため、取得しておくことをお勧めします。
IT導入補助金申請に必要なgBizIDプライムアカウントの取得方法
セキュリティアクション自己宣言
IT導入補助金の申請には、無料で取得できるセキュリティアクション自己宣言IDが必要です。
IDの取得には、下記のリンクからアクセスし、指示に従って進めることで取得できます。最後まで進めると、IDが発行されますので、控えておいてください。
【IT導入補助金】セキュリティアクションの取得方法と番号の確認方法
履歴事項全部証明書
IT導入補助金の申請提出日より3カ月以内のものが必要ですので、事前に準備ください。
納税証明書(その1またはその2)
国税の納税証明書(その1またはその2)が必要です。よくある間違いとして県税の納税証明書を添付されている方がおりますので間違えないようお気を付けください。
採択事例
今年度弊社で申請した案件をご紹介します。
デジタル化導入基盤枠:会計ソフトfreee
freeeを導入したいご要望がありIT導入補助金を使って導入することになりました。
申請内容はこちらです。
50万円以下の補助率3/4
・freee会計ソフト
・freeeの初期設定費用
・freee用のパソコン
申請額合計400,000円で申請しました。
デジタル化導入基盤枠:ECサイト
長年計画されていた商品を販売する為新規ECサイト制作を申請しました。
申請内容はこちらです。
50万円超の補助率2/3
・ECサイト制作費用
・ECサイト導入コンサルティング
申請額は2,500,000円で申請しました。
まとめ
IT導入補助金は、デジタル化導入基盤枠であれば約80%の採択率があり、以前のIT導入補助金と比較して通りやすくお得な補助金となっています。
今回の補助金の目的は、インボイス化を促進することですので、それ以外のソフトウェアはA・B類型の1/2になってしまいます。
2/3補助を狙うには、対応するソフトウェアが少ないですが、会計やECサイトなどが必要な方は、申請してみることをお勧めします。
みどりデジタルサポートはIT導入支援事業者として申請者のITツールの導入支援を行っております。
この会計ソフト導入したい!パソコンを導入したい!など小さな疑問点でもお気軽にお問い合わせ下さい。
2営業日以内にご返信いたします。
お問い合わせいただいた方には、補助金額試算表や補助金受取までの流れを記載したエクセルファイルをプレゼントいたします。
サービス
個人でウェブサイト制作を行っている方々向けに、IT導入補助金の申請サポートサービスを提供しています。
詳細については、下記バナーよりお問い合わせください。

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