株式会社みどりデジタルサポート
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2024年用に記事を更新しました。
2024年度のIT導入補助金についてよくわからないといった方向けに概要と申請前の準備物、2023年度後期に実際に申請して採択された案件をご紹介します!
また、2023年度後期の採択率は約85%程と他の補助金に比べ高くなっております。
2024年度も公募内容はあまり変わっておりませんので、採択率も変わらないのではないかと思います。
目次
2024年度IT導入補助金とは
IT導入補助金とは中小企業・小規模事業者が自社の課題を解決し生産性の向上を目的とした、2017年から継続されている補助事業です。
ソフトウェア購入、ハードウェア購入、クラウド利用料、初期設定などの導入に係る費用等の一部に補助金が適用されます。
今年度のIT導入補助金は4種類の枠があり、それぞれ補助率や対象のソフトが違いますのでお気を付けください。
・通常枠(1プロセス以上・4プロセス以上)
・セキュリティ対策推進枠
・インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)
通常枠
通常枠はソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費(オプション)に適用され、補助率は1/2で1プロセス以上の補助金額は5万円~150万円未満、4プロセス以上の補助金額は150万円~450万円以下です。
2023年度の採択率は約75%でした。
セキュリティ対策推進枠
セキュリティ対策推進枠は
サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援する為の枠です。
事業の目的
中小企業・小規模事業者等のみなさまがサイバーインシデントにより事業継続困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約や価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや生産性向上を阻害するリスクを低減するための支援を行います。
具体的には、「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているサービスのうち、IT導入支援事業者が提供し、かつ事務局に事前登録されたサービスを導入する際、サービス利用料(最大2年分)を補助します。
詳しくはこちらのIT導入補助金HPセキュリティ対策推進枠をご確認ください。
インボイス枠
今期から新しく追加された申請枠です。
インボイス対応類型
インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフトが対象となり、
ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費、PC・ハードウェア等に適用されます。
補助金額は50万円以下では3/4補助※1、50万円超~350万円では2/3補助されます。
50万円以上の申請では会計・受発注・決済のうち2機能以上を有することが要件となります。
※1 小規模事業者の場合は4/5補助
また、この枠ではハードウェアの購入費用が認められており、補助率は1/2で
PC・タブレット・プリンター・スキャナーおよびそれらの複合機器は補助上限10万円、
レジ・券売機などは補助上限20万円まで認められています。
電子取引類型
インボイス制度に対応した受発注システムが対象となる類型です。
この申請類型は取引関係における発注者が、インボイス制度対応のITツール(受発注ソフト)を導入し、当該取引関係における受注者である中小企業・小規模事業者等に対して無償でアカウントを供与して利用させる場合に、その導入費用の一部を補助する枠です。
補助額は上限350万円まで、中小企業は2/3補助、その他の事業者は1/2補助となります。
申請の前の準備物
IT導入補助金を申請するには、申請に必要な書類や手続きがあります。一部の書類については、準備に時間がかかることがあるため、早めに準備をすることをお勧めします。
GBizIDプライム
IT導入補助金の申請には、GBizIDのプライムアカウントが必要です。
申請には、印鑑証明書などを添付して郵送する必要があります。取得にはおおよそ2週間程度かかる可能性があるため、早めの取得がおすすめです。
また、GBizIDは他の補助金でも使用できるため、取得しておくことをお勧めします。
IT導入補助金申請に必要なgBizIDプライムアカウントの取得方法
セキュリティアクション自己宣言
IT導入補助金の申請には、無料で取得できるセキュリティアクション自己宣言IDが必要です。
IDの取得には、下記のリンクからアクセスし、指示に従って進めることで取得できます。最後まで進めると、IDが発行されますので、控えておいてください。
【IT導入補助金】セキュリティアクションの取得方法と番号の確認方法
履歴事項全部証明書
IT導入補助金の申請提出日より3カ月以内のものが必要ですので、事前に準備ください。
納税証明書(その1またはその2)
国税の納税証明書(その1またはその2)が必要です。よくある間違いとして県税の納税証明書を添付されている方がおりますので間違えないようお気を付けください。
採択事例
今年度弊社で申請した案件をご紹介します。
インボイス枠:会計ソフトfreee
freeeを導入したいご要望がありIT導入補助金を使って導入することになりました。
申請内容はこちらです。
50万円以下の補助率3/4
・freee会計ソフト
・freeeの初期設定費用
・freee用のパソコン
補助申請額合計400,000円で申請し採択されました。
インボイス枠:受発注システム
義足関係の受発注システムを導入する要望がありIT補助金に申請することになりました
申請内容はこちらです。
50万円超の補助率2/3
・受発注システム
・会計ソフト
・導入設定
補助申請額合計1,500,000円で申請し採択されました。
まとめ
2024年度IT導入補助金はまだ始まったばかりで採択率は分かりませんが、2023年度の採択率は約80%程あり、他の補助金より比較的通りやすくお得な補助金となっています。
今回の補助金の目的は、インボイス化を促進することですので、それ以外のソフトウェアは通常枠の1/2になってしまいます。
2/3補助を狙うには、対応するソフトウェアが少ないですが、会計や受発注ソフトなどが必要な方は、申請してみることをお勧めします。
ECサイトは対象外となりました。
みどりデジタルサポートはIT導入支援事業者として申請者のITツールの導入支援を行っております。
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サービス
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