PowerQueryを編集しているときに、いつも通り他のExcelを開こうとしても、一旦PowerQueryを閉じなければExcelが開きません。
今回は、PowerQueryを閉じなくても別のExcelを開きたいときに便利な方法をご紹介します。
別のExcelを開く手順
ファイル名を指定して実行
ショートカットキー:Windows + R を押すと、「ファイル名を指定して実行」というボックスが表示されます。
名前のところに「excel /x」と入力し、OKをクリックしてください。
(この際、/の前に半角空白を忘れずに入れてください。)
すると、新しくExcelが立ちあがります。

※2回目以降は、入力した履歴が残るので、名前の下矢印をクリックすると選択できるようになります。

開くエクセルを選ぶ
Excelが起動したら、左のメニューにある「開く」をクリックします。

「参照」をクリックして、PCの中などから開きたいExcelを選んで「開く」をクリックすると、選択したExcelが開きます。

この方法で開くとPowerQueryを開きながら別のExcelを確認できます。
注意点
使用しているExcelのバージョンによっては、今回の記事に記載した方法ではできないこともあるようです。
その際はExcelのバージョンアップをしてください。
Excelのバージョンアップ方法
Excelをバージョンアップするには その他… → アカウントをクリックしてください。

Office更新プログラムをクリックし、今すぐ更新を押してください。

更新があった場合このような画面が表示されると思いますので、完了するまでお待ちください。

まとめ
PowerQuery編集中に、別のExcelを開いて確認したり作業したりしたいときは今回の記事に記載した方法を使って別のExcelを開いてみてください
普段のExcelの開き方とは違いますが、慣れてしまえば意外と使えますよ!
皆様もぜひお試しいただき、ご使用ください。
みどりデジタルサポートでは、自社で持っているデータをExcelのPowerQueryを使ってデータ加工を行っています。
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