クイック アシストとは?パソコンを遠隔操作する方法を解説

「パソコンの操作方法を教えてほしい」「離れた場所にいる相手のパソコンを操作してサポートしたい」といった場合に便利なのが、Windowsの「クイック アシスト」です。

クイック アシストを使うと、インターネット経由で相手のパソコン画面を共有し、許可を得たうえで遠隔操作できます。パソコンの操作説明やトラブル対応など、離れた場所にいる相手をサポートしたいときに便利です。

また、遠隔操作ができるツールには、Googleが提供する「Chromeリモートデスクトップ」もあります。用途によって適したツールが異なるため、本記事ではクイック アシストの使い方に加えて、Chromeリモートデスクトップとの違いについても紹介します。


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目次

クイック アシストでできること

クイック アシストを利用すると、離れた場所にいる相手のパソコン画面を共有し、操作をサポートできます。

例えば、次のような場面で活用できます。

  • パソコンの操作方法を説明する
  • パソコンの設定やトラブル対応をサポートする
  • 離れた場所にいる社員のパソコンをサポートする
  • 電話やチャットでは説明しにくい操作を、実際の画面を見ながらサポートする

画面を共有しながら操作できるため、口頭だけでは伝わりにくいパソコンの操作方法も、実際の画面を確認しながら案内できます。

Chromeリモートデスクトップとの違い

クイック アシストと同じように、パソコンを遠隔操作できるツールとして「Chromeリモートデスクトップ」があります。

どちらも離れた場所にあるパソコンを操作できますが、利用方法や用途に違いがあります。

クイック アシストは、相手のパソコンを遠隔操作してパソコンの操作方法を説明したり、トラブル対応をサポートしたりする場合に適しています。

一方、Chromeリモートデスクトップは、他のユーザーをサポートするだけでなく、自分のパソコンから別のパソコンにアクセスする用途にも利用できます。

カテゴリクイック アシストChromeリモートデスクトップ
主な用途相手のパソコンを遠隔操作してサポート別のパソコンへの遠隔アクセス・サポート
利用する場面パソコンの操作説明やトラブル対応自宅から会社のパソコンを操作する、離れた場所のパソコンを管理するなど
接続方法相手側の操作と、接続用コードを使って接続Googleアカウントやアクセス設定などを利用して接続
継続的なアクセス一時的なサポート向け設定しておけば継続的なアクセスが可能

使い分けのポイント

「今、パソコンで困っている人を遠隔操作してサポートしたい」という場合は、クイック アシストが向いています。
たとえば、電話やチャットで操作方法を説明する代わりに、実際に相手のパソコンを操作しながら問題を解決できます。

一方、「外出先から自分のパソコンにアクセスしたい」「離れた場所にあるパソコンを定期的に操作したい」という場合は、Chromeリモートデスクトップが向いています。

クイック アシストの起動方法

まず、Windowsの検索ボックスに「クイック アシスト」と入力し、クイック アシストを起動します。

ショートカットキー:Win + Ctrl + Q でも起動します。

クイック アシストを起動すると、「サポートを求める」と「他のユーザーを助ける」の2つの選択肢が表示されます。

  • サポートを求める:パソコンを操作してもらう側
  • 他のユーザーを助ける:相手のパソコンを操作する側

今回は、相手のパソコンを遠隔操作してサポートする場合の手順を紹介します。

画面を操作できるまで

クイック アシストで相手のパソコンを遠隔操作するには、操作する側と操作される側の両方で操作が必要です。

ここでは、操作する側が相手のパソコンを遠隔操作できるようになるまでの手順を紹介します。

操作する側:「他のユーザーを助ける」を選択

相手のパソコンを操作する側は、「他のユーザーを助ける」をクリックします。

しばらくすると6桁のセキュリティコードが表示されるので、操作される側の相手に伝えます。
※セキュリティコードは毎回変わります。

操作される側:「サポートを求める」を選択・接続を許可する

操作される側は、「サポートを求める」をクリックします。操作する側から伝えられた6桁のセキュリティコードを入力し、「送信」をクリックします。

セキュリティコードを入力すると、操作する側との接続確認が表示されます。問題がなければ、「画面を共有する場合のセキュリティへの影響を理解しています」にチェックをいれて、接続を「許可」します。

操作する側:操作の許可を求める

接続が完了すると、操作する側の画面に相手のパソコン画面が表示されます。

相手のパソコンを実際に操作する場合は、上部にある「制御の要求」をクリックして、操作の許可を求めます。

操作される側:遠隔操作を許可する

操作する側から操作の許可を求められると、操作される側のパソコンに確認画面が表示されます。

内容を確認し、問題がなければ操作を許可します。

許可すると、操作する側から相手のパソコンを遠隔操作できるようになります。

クイック アシストを終了する方法

遠隔操作を終了するときは、「切断する」をクリックして、接続を終了します。

接続を終了すると、相手のパソコンの画面共有や遠隔操作も終了します。

クイック アシストを利用する際の注意点

クイック アシストでは、相手のパソコン画面を共有したり、遠隔操作したりできるため、信頼できる相手との間で利用することが重要です。

セキュリティコードは、サポートする相手以外には伝えないようにしましょう。また、遠隔操作を利用するときは、相手がどのような操作を行っているかを確認しながら利用することをおすすめします。

その他の機能

機能できること

レーザーポインター
相手の画面上にポインターを表示し、見てほしい場所を指し示すことができます。操作する場所を説明するときに便利です。

注釈
相手の画面上に線や図形などを書き込み、操作する場所や確認してほしい箇所を示すことができます。

チャット
クイック アシストの接続中に、操作する側と操作される側で文字を使ってやり取りできます。口頭で説明しにくい内容を文字で伝えられます。

画面の選択
複数の画面やモニターを使用している場合に、遠隔操作する画面を選択できます。

実際のサイズ
相手のパソコン画面を、実際の画面サイズに近い大きさで表示します。画面全体を確認したい場合などに利用できます。
相手のパソコン画面を再読み込みし、最新の状態を表示します。画面の表示が更新されていない場合などに使用します。

再起動して再接続
相手のパソコンを再起動し、再起動後にクイック アシストへ再接続します。再起動が必要なトラブル対応などに利用できます。

一時停止
遠隔操作を一時的に停止し、相手の画面操作を止めることができます。必要に応じて再開できます。

タスク マネージャー
相手のパソコンでタスク マネージャーを開き、実行中のアプリやプロセス、CPU・メモリなどの使用状況を確認できます。アプリが応答しない場合などのトラブル対応にも利用できます。

クイック アシストを活用して遠隔サポートを

クイック アシストを利用すると、離れた場所にあるパソコンの画面を確認しながら、実際に操作してサポートできます。

レーザーポインターや注釈、チャットなどを使って操作方法を説明したり、タスク マネージャーを開いてトラブルの状況を確認したりすることも可能です。

電話やメールだけでは伝わりにくいパソコンの操作方法やトラブルも、画面を共有しながら対応することで、スムーズにサポートできます。

社内のパソコン操作のサポートや、離れた場所にいる社員のトラブル対応など、さまざまな場面でクイック アシストを活用してみてください。


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