SharePointに保存したファイルを誤って削除してしまったということはありませんか。SharePointに保存したファイルを削除しても完全に削除されたわけではなく、ごみ箱に移動し、一定期間が過ぎると完全に削除されます。
今回はSharePointの「ごみ箱」機能についてご紹介します。
削除したファイルの完全削除・復元方法
SharePointのファイルを削除すると「ごみ箱」に移動し、93日間保存されます。一定期間を過ぎると完全に削除されますので、ご注意ください。
SharePointの管理者は、ごみ箱に保存されるアイテムの期間を変更可能です。
削除したファイルを保存していた該当のSharePointサイトを開き、左側のナビゲーションから「ごみ箱」をクリックします。
<ナビゲーションに「ごみ箱」がない場合>
1.「サイトコンテンツ」をクリックします。
2.サイトコンテンツの画面が表示されたら、右側の「ごみ箱」をクリックします。
完全に削除もしくは復元したいファイルを選択して左側に表示される「削除」もしくは「復元」を選択します。
例えば、テストフォルダーにあるBook1.xlsxを削除して、復元した場合、テストフォルダーに移動します。
また、削除したフォルダーを復元すると保存していたファイルも一緒に復元されます。
ごみ箱内のファイルを全て削除
ごみ箱内のファイルを全て削除したい場合は、「ごみ箱を空にする」をクリックします。
Q&A
サイト コレクションのごみ箱に割り当てられる容量は、サイト コレクション クォータの 200% です。ごみ箱に格納できるファイルの数には明示的な制限値 (上限) は無いようですが、ごみ箱の容量が既定容量を超えた場合、警告表示無しで自動的に古いファイルを削除され、即時に容量が確保できるようになっています。
SharePoint のごみ箱をエクスプローラーで表示することはできないため、Webブラウザーで表示する必要があります。同期することもできません。
下記の3つをお試しください。
①別の場所を確認する
ファイルが別の場所に移動している可能性があります。他のドキュメントライブラリやサイトを確認して、ファイルがそこにあるかどうかを確認することができます。
②バージョン履歴を確認する
SharePointは、ファイルの前のバージョンを保存するためのバージョン履歴機能を提供しています。ファイルが削除された後、以前のバージョンにアクセスして、必要な情報を復元することができます。
③サイトの管理者に問い合わせる
SharePointの管理者に問い合わせて、ゴミ箱からファイルを完全に削除されていないか確認してもらうことができます。また、管理者はファイルをバックアップしているかどうか確認できます。
まとめ
ファイルを誤って削除してしまったときは、完全に削除される前にはやめにファイルを復元しましょう。
株式会社みどりデジタルサポートでは、Teams・Excel・RPA(PowerAutomate)などの使い方研修を行っております。 ご興味のある方は下記ボタンよりお問い合わせください。
\今なら研修費用に助成金が使えます!/
Teamsでのコミュニケーションをスムーズに!Teamsの使い方がよく分かるおすすめ本です!