【Power Automate for Desktop】SharePointアクションの接続方法

PowerAutomate for Desktopの2022年8月のアップデートがリリースされ、新機能としてSharePointのアクションが追加されました。(バージョン:2.23.114.22217)

現時点ではプレビュー版ですので、今後変更があると思いますが、SharePointの操作がスムーズなれば嬉しいです。

試してみたところ、PowerAutomateと接続する必要があるようでしたので、今回はその接続方法をご紹介いたします。

※プレビュー中はアテンド型RPAのライセンスが必要になります。

Microsoftの公式ページはこちら
SharePoint (プレビュー) – |の電源自動化マイクロソフトドキュメント (microsoft.com)

PowerAutomate for Desktopのインストール

Power Automate Desktopをダウンロード

ここから、Power Automate Desktopをダウンロードします。

Setup.Microsoft.PowerAutomate.exeファイルを開く

ダウンロードしたファイルを開き、インストールを完了させます。

左下にあるバージョンが2.23.114.22217になれば使用可能です。

インストール成功

 

「最新バージョンを既にインストールしています」と表示されてもSharePointアクションがない場合は、再インストールすると追加される場合があります。

WebのPower Automateの「インストール」⇒「デスクトップ用 PowerAutomate 」 から再インストールが可能です。

PowerAutomate

 

追加されたSharePointのアクション

アクション一覧の1番下に SharePoint(プレビュー)が追加され、7つのアクションが追加されています。

SharePointのアクション

事前設定の手順

ソリューションを設定する

SharePointのアクションを使う前にソリューションを設定する必要があります。

設定せずにアクションを配置すると以下のような注意書きが表示されますので「Power Automate ポータル」のリンクをクリックして、Power Automate をブラウザーで開きます。

ファイルの更新

Power Automateのソリューションを開く

ソリューションを開き、 「新しいソリューション」をクリックします。

ソリューション

新しいソリューションを作成

新しいソリューションを作成します。

新しいソリューション

・表示名を任意で入力
(名前欄は自動で入力されます)

・公開元を選択

・バージョンはそのまま

「作成」をクリック

追加されたソリューションを選択

1番上に追加された新しいソリューションを選択します。

ソリューションを選択

接続参照の作成

新しい接続参照を作成する

ソリューションを作成したらSharePointの接続を追加する必要があります。

「新規」をクリックし、「その他」から「接続参照」を選択します。

接続参照

 

新しい接続を作成します。

新しい接続参照・表示名を任意で入力(件名欄が自動で入力されます)

・コネクタ「SharePoint」

・接続「メールアドレス」が表示されるため
接続したいメールアドレスを選択

作成をクリック

Power Automate for Desktopで確認

作成が完了したら、PowerAutomate for Desktopを開き、もう一度アクションを配置します。
うまく出来ました!

ファイルの更新

SharePointのアクションの正式リリース、新しいアクションの追加が楽しみです!

Sharepointアクションのそれぞれの使い方についての記事を書きました。

【Power Automate for Desktop】SharePointアクションの使い方をご紹介

 

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